2007年09月25日

治安はよくなっているか

<侵入盗>検挙率100%超 上半期・警視庁調べ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000048-mai-soci

同庁幹部は「治安が良くなったことを示すことに違いはない。立川署員の事件で失った信頼回復のためにも、未解決の凶悪事件も含め解決に全力を挙げたい」と話している。


うん、治安が良くなったのならいいことだ。信頼を失ったのは立川署員のせいだけではないがな。

ところで、治安は本当によくなったのだろうか?個人的には、まったくその実感は無い。むしろ治安は悪くなる一方に感じる。何故か。「ここ数年で、バイクを5台も盗まれているから」である。さらに言えばつい先日、駐輪場でホルダーにかけといたメットも盗まれている。ちなみに俺が被害にあったこれらのバイク関連窃盗に関しては、これまでの検挙率はなんと「ゼロ」である。侵入盗の検挙率が100%超えてるのに、なぜバイク盗は検挙されないのか。答えは簡単、「警察はバイク盗に力を割かないから」だ。

ウソだと思ったら、まず下のリンク先を見てもらいたい。
http://www7a.biglobe.ne.jp/%7Ecbx/enjoy1114.html

自動車盗は「重要窃盗犯」として捜査が行われ、50%程度は検挙されているようだ。しかし、この「自動車盗」には二輪は含まれないのである。じゃあバイク盗の検挙率はどのぐらいか。警察庁の統計PDFに載ってたので引用する。

平成19年上半期の統計資料より

平成19年の1月から6月までの半年の間に、なんと39615件ものバイク盗がおきている。このうち、検挙されたのはわずかに5286。検挙率はたったの13.3%である。四輪に対して10倍以上も認知件数が多いにも関わらず、警察はバイク等を万引きとか自転車泥棒程度にしか考えていないのではないか。

さらに興味深いのは、その94.2%が少年犯罪であるということ。つまり、警察はヤンキー小僧がパクっていくレベルのバイク泥棒しか検挙できていない、ということなのだ。暴走族を一斉検挙した、もしくは違反で捕まえたら盗んだバイクだった、なんて場合以外、ほとんど犯人は捕まっていないのであろう。外国人窃盗団なんかにやられたらもう絶対にアウト。俺のバイク同様、二度と帰ってくることはない。これこそ、警察がバイク盗の捜査に消極的であることのなによりの証拠だ。被害届けなど、廃車手続きに必要なこと以外無意味である。受理してオシマイ、の事務仕事だ。

もうひとつ。統計PDFには、バイク盗の発生場所に関して以下の記述がある。

平成19年上半期に認知した事件を見ると、発生場所は駐車(輪)場が最も多く


昨今警察が民間委託までして力を入れまくっているのが、駐車違反の取り締まりである。二輪に関しても、駐輪場の整備が進まないうちから取り締まりだけは精力的に行っている。つまり、連中は税金を使って、バイク泥棒を一生懸命アシストしているわけだ。盗みやすいようにバイクを一箇所に集めますよ〜、ってね。

駐輪場を作って野放図な駐車を制限することには理解もするし、俺自身もできるだけ駐輪場があれば使いたいと思う。だがそれは、駐輪場が最低限「安全」であることが前提だ。当たり前だが、盗まれるリスクの高いところにわざわざ停める気にはならない。要は、警察がきちんと警備体制を敷いてくれればいいだけなのだが、彼らはそんな配慮は一切してくれない。

実際、今回俺がメットを盗られたのも駐輪場である。交番に届けを出す際に被害場所を伝えたのだが、現場から50mも離れていない交番の巡査は、そこに駐輪場が存在することすら知らなかった。つまり、リスキーな場所をつくっておきながら、警戒もパトロールもしていないのだ。また、それを指摘しても、「24時間立ってるわけにいかない」とお約束のセリフが返ってくるだけだった。

どうやら、日本の警察にとっての「治安」というのは、彼らが重視する一部の犯罪だけに対処することらしい。

それでは我々市民の実感には繋がらないし、信頼も回復できないだろう。
posted by elmo at 22:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 呆怒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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