2006年12月28日

罪と罰、そして損と得

悪質・危険運転、罰則強化へ=次期国会に道交法改正案−警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000033-jij-soci


飲酒運転なんかするヤツぁ無期懲役でいいのである。

と、俺も思う。だがコトはそんなに簡単ではない。

なにせ、現時点での罰則だって相当なもんである。マトモな思考の持ち主ならば、捕まった時のリスクを考えたらまず飲んで運転しようなんて思わないはずだ。だって、一発で免許取り消しになるかもしれないんだよ?そこまで危険を冒しても飲みたいと思うなら、その人はアル中か、もしくはリスクを測る能力の著しく欠けた人である。

つまり、今、飲酒運転で捕まってるような連中というのは、思考能力や判断力に乏しく、しかも倫理感の薄い人たちのはずなのだ。罰則強化で改善できる層の人たちじゃないんではないか?

怖いのは、罰則が強化されたことによって、「逃げる」という選択肢の魅力が増すことである。そう、捕まらなきゃ罰則なんて関係ないんだからね。自首したところで厳罰なら、さらに厳罰を課せられるリスクを勘案しても逃げる方を選ぶのではないか。そもそも逃げる体質の人達なんだしさ。

犯罪者の逃げ得はもちろんムカツクのだが、それ以上に心配なことがある。人通りの無い山道なんかだと、被害者の命は轢いた本人が通報するかどうかにかかってくる。これ以上の単純な厳罰化は、救護義務が果たされないケースを増やすことにしかならないのではないか。

アル中には免許を更新させないとか、検問を強化するとか、他にやりようはいっぱいあるんじゃないか。交番で遊んでる警官を動員すれば、飲酒検問ぐらい毎晩やれるだろう。それでも人手が足りないと言うなら、警察官は1日10時間勤務しろ、でもいい。自治体の公務員を動員したっていい。

民間だって1日10時間なんて当たり前に働いてるのだ。効果の薄い罰則強化を考える前に、まずもっと真剣に仕事することを考えたらどうだ?
posted by elmo at 15:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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